2008年2月10日日曜日

女装の歴史


日本で女装がいつから始まったのかは分かっていないようです。縄文時代や弥生時代では、男女の衣服がそれほど明確な区別を持っておらず、何をもって女装とするのか不明であったとも言えます。記紀においては倭健命が女装をして熊襲を撃つ場面が記述されています。このことから、日本における女装の起源はかなり古いと思われます。
女装には霊的な意味合いもあります。男児が早世することが多いと、生まれた男児を少女として女装させて育てたり、また男児に害する悪霊から守るために、幼少時に女装をさせるといった習慣も存在しました。代表的には昭和天皇など、古くの天皇家が挙げられます。
男性が女装を好むようになるのに何か特別なきっかけはないようです。個人的な趣味としての女装には性的な意味合い、ナルシズム、美の追求、あらゆる側面があります。

0 件のコメント: