中学の頃の私は、絵を描くのが好きでした。美術の成績は5段階中4か3でしたが、私はクラスの誰よりもうまいと思っていました。テストの点数もよかったのですが、通信簿などは、実力外の部分で教師の操作があることを知っていましたので、何も感じませんでした。
小学生の頃からマンガの絵をよく模写していましたが、想像だけで自分のオリジナルキャラクターを描くようになったのは中学に上がってからです。
女の子の裸が最も描きたかったのですが、なかなか満足のいくようには描けませんでした。まず、顔がうまく描けないという壁があり、その次に、胸などの丸いラインが描けないのに悩みました。
そして奇跡的にその二つがそこそこうまく行っても、全体のバランスが美しくなってくれません。私は自分の絵でオ○ニーできるくらい、いい絵が描きたかったのですが、鉛筆を持った私の手は結局その期待に応えてくれることはありませんでした。
私は、姉の部屋で前に一度されたことがあるように、口紅を塗り、スカートを履いてみました。仮病で学校を休み、秋の孤独な風景と空気にくつろぎながら、ひとりで寝転がってぼんやりいろいろと空想した後、女装に取り掛かりました。
今、だれかが帰ってきたらどうしよう? そう考えると恐ろしいほどドキドキしました。
もし母親にバレたら殴り殺して自分も死ぬ、姉にバレたら素直に正直に話すけど相当年老いるまで今のように仲良くはできないだろう、父親にばれたらどうしよう?父親の反応次第だな、
そんなことを考えながら、結局ばれることはありませんでした。
というより、誰かが帰ってくることを想定して、常に耳を澄ませていたし、できるだけすばやく普通の状態に戻れるようにスタンバっていたので、帰ってきても、間一髪、間に合っていたのでした。
2008年9月25日木曜日
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